美しい脚を目指すあなたへ

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魅せたい脚へ

2005年に愛媛大学で40歳以上の9,123人を調査した結果、下肢静脈瘤の有病率が8.63%(男性3.81% および女性11.3%)だったと報告されています。また、全国で推定患者数は1,000万人以上と推計されるという報告もあります(※1)。専門病院を受診し、適切な検査や治療をうけた上で、静脈の流れを促進するための着圧ストッキングを使用すること、さらにはスポーツの実践、スキンケアなどを積極的に取り入れることで、美しく健康的な脚を手に入れるという夢はきっと叶えることができます。

スカートやショートパンツでのお出かけが増えてくる暑い季節になると特に、脚の表面に出てきた静脈瘤が気になったり、脚のむくみが気になったりする方が多いのではないでしょうか?できるだけほっそりとした引き締まった脚にしたい、健康的で美しい脚を手に入れるための方法をいくつかご紹介します。

(※1)『下肢静脈瘤治療用半導体レーザー装置,ELVeS レーザーの概要』日本レーザー医学会誌33(1),2012)

医療用弾性ストッキングの着用

下肢静脈瘤と診断されると医療用弾性ストッキングの使用を勧められることがあります。医療用弾性ストッキングというと、どうしてもファッション性に乏しいのではないかと心配される方もいらっしゃるかもしれません。最近では、外観がファッション性のある市販の着圧ストッキングに劣らず、また履き心地も良い医療用弾性ストッキングがあります。医療用弾性ストッキングの役割は、圧迫することで足の静脈径(太さ)を狭くすることで、心臓に戻る血流を促進し、静脈弁の機能をサポートします。その働きによって、下肢静脈瘤(深部静脈不全・表在静脈瘤)の症状の進行を抑制すると言われています。また医療用弾性ストッキングは、圧迫力クラス1~3の3段階の着圧クラスがあり、静脈疾患の病状に応じて着圧クラスを使いわけます。あなたにどれくらいの圧迫力が必要かは、適切な検査を行った上で医師の指示によって決める必要がありますので、ぜひ一度ご相談してみてください。

医療用弾性ストッキングの着用医療用弾性ストッキングの着用

深部静脈不全・表在静脈瘤

静脈瘤とは、下肢静脈が瘤(こぶ)状に変化し、数珠のように腫れて浮き出ることで皮膚の上から確認できる状態のことをいいます。静脈瘤は見た目がよくないだけでなく、健康上のリスクもありますので、早めにケアをしてあげることが大事です。最も一般的な手術方法は、血管内焼灼(しょうしゃく)術といわれるレーザーや高周波を用いた治療で、静脈の血管内部をレーザーもしくは高周波による熱で焼灼(熱変性)させます。その他、硬化療法と呼ばれる治療法では、特殊なフォーム状の薬剤を注入し、血管を閉じさせる治療をします。レーザー治療、高周波治療や硬化療法では、治療後の静脈は取り除かれず、自然に身体に吸収されます。ストリッピング手術は、ワイヤーを使って逆流のある治療が必要な静脈を取り除きます。近年ではグルー(特殊な医療用接着剤)を使用した手術や血管内視鏡を使った高度な手術も行われるようになってきています。このような外科的治療の後には、術後のむくみや皮下血腫の予防、静脈血流の改善を目的として医療用弾性ストッキングなどの着用を指示されることが多いです。

クモの巣状静脈瘤

クモの巣状静脈瘤は、皮膚の表面のすぐ下にある赤や青みがかった細い血管がみられます。通常、ひざ下や太ももに直径0.1~1㎜数の太さでクモの巣のように編み目状に拡がっています。時折ピリピリとした痛みを感じる方がおられますが、基本的には無症状で、外見上の悩みで治療を受けられることが多いようです。とはいえ、クモの巣状静脈瘤は深部静脈不全など、静脈疾患の兆候の可能性があるため、早めに専門医に受診することをお勧めします。クモの巣状静脈瘤はフォーム硬化療法など日帰り手術と医療用弾性着衣で治療できます。

スポーツ

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静脈疾患の発症は、加齢や妊娠による身体の変化や肥満によるものが多いと言われております。静脈瘤ができるかできないかは、何よりも静脈をいかに健康に保つかにかかっています。これは文字通りの意味で、静脈を取り巻く筋肉が定期的に運動し刺激されることで、静脈の壁は弾力性を保ちやすくなります。静脈疾患が原因で、すでに弾性ストッキングを着用している方は、スポーツの際にもスポーツ用の着圧ソックスやタイツの着用をおすすめします。筋肉が着圧ソックスやタイツからの圧迫力に対抗するように働くため、筋肉を引き締める効果が期待できます。

医療用弾性ストッキングを着用することで、静脈の流れがよくなり、下肢静脈瘤やクモの巣状静脈瘤の悪化を抑制することが期待できます。そのほか、静脈手術後のむくみの軽減や立ち仕事中の脚の重だるさの軽減に効果が期待できると言われています。ただし、心臓疾患や糖尿病、動脈血行障害が疑われる方や皮膚疾患をお持ちの方は、弾性ストッキングの使用が禁忌となることがあります。着用前に必ず医師や専門の医療従事者にご相談ください。

美しい脚を手に入れるための日常生活でのお勧めポイント

  • 運動を習慣づける。
  • 長時間の同一姿勢をさけ、時々足踏みや脚を挙げるなど動かしてみる。
  • バランスのとれた食事を心がける。
  • 適正体重を維持する。
  • 締め付ける衣類を避け、着心地のよい服を着る。
  • 足の形状に合った、動きやすい靴を選ぶ。
  • 温めのお風呂で足裏やふくらはぎをマッサージする。
  • お風呂上りは脚のスキンケアをしながら皮膚のチェックをする。

あなたも美しい脚で街中を颯爽と歩いてみませんか?

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