シリコントップバンドのトラブル対策とお手入れ

シリコントップバンドをご利用の際のトラブル対策とお手入れ方法について説明しています。

Question

お肌が赤くかゆくなりやすいです。何か対策はありますか?

Answer

メディのトップバンドにはピュアで高品質なシリコンが用いられています。シリコンは美容形成などでも用いられ、比較的アレルギーを起こし難い素材と言われています。しかし、お肌の状態や使い方によっては、お肌に負担をかけてしまい、赤みやかゆみを起こし、お肌を傷つけてしまうことがあります。

  1. まずは、お肌のバリア機能を高め、保護力を維持するためにスキンケアを行いましょう。お身体を洗う際に、ナイロンのボディタオルでゴシゴシ洗うとお肌を傷つけることがあります。泡や柔らかいタオルでお肌を包むように洗いましょう。

  2. お風呂上りは、お肌が一番乾燥しやすい時です。うろこのように重なった皮膚がめくれたり、剥がれたりしないよう、保湿をしっかりしましょう。スキンクリームは単に塗るだけでなく、しっかりお肌に吸収されるよう塗り込むことが大事です。小指の先(1.5㎝)程度のクリームを両掌くらいの範囲に優しく塗り込んでください。スキンケアの後、ティッシュがベタっと引っ付かないくらいまで塗り込むのがポイントです。

  3. すでにお肌が乾燥して、硬くなったり、皮膚にトラブルがある場合は、化粧水や乳液でお肌を整えてから、保湿用のクリームを塗ることをお勧めします。

  4. 季節やお住いの地域の環境に合わせて、使用するスキンケア製品を工夫すると1年中快適にお過ごしいただけます。夏場はさっぱり目の乳液にしたり、冬場は油分の多いクリームを使用したり、ご自身の肌のコンディションと相談しながら使いましょう。

  5. トップバンドの付け方が曲がっていたり、皮膚が引っ張られるように着用すると皮膚に赤みや傷を作る原因になります。装着用手袋などでしっかり着衣全体を引き上げて、馴染ませると共に鏡などで正しく着用できているか確認しましょう。
    日中同じ位置にトップバンドがあるとお肌に負担がかかりやすいです。夏場は特にトップバンド下の汗を時々拭いたり、日中もスキンケアをしたり、お手入れをしましょう。

  6. トップバンドの部分に赤味やかゆみを感じた場合は、一旦脱いで赤くなった部分を濡れたタオルなどで優しく拭いてからスキンケアをしたり、かゆみが強い場合は保冷材などをタオルで包んで局所的に冷やしたりして、お肌の状態が落ち着いてから着用してください。
    かゆみや赤みが生じた際に、掻いてしまうとお肌を傷つけ、炎症や蜂窩織炎の原因になりますので、くれぐれもご注意ください。

Question

トップバンドの上端がめくれて食い込んで困ります。対策はありますか?

Answer

通常、トップバンドはストッキングの場合は股下から2~3横指下、スリーブはわきの下から1横指下にトップバンドの上端が来るように調整して着用してください。引き上げ過ぎたり、トップバンドを斜めに着けたりすることで、動いた際に上端がめくれてしまい、食い込みの原因になります。大腿部の付け根や上腕部を立体的にカバーする着衣をご希望の方はオーダーメイド(平編み)での作成をお勧めいたします。

Question

お肌にトラブルを起こし難いトップバンドはありますか?

Answer

トップバンド付ストッキングでは、オプションでセンシティブトップバンドをお選びいただくことができる製品をご用意しております。(既製品の場合、価格は同じです)

センシティブトップバンドはシリコンの粒が小さいため、通気性が良く、お肌にかかる負担を軽減するデザインになっています。また、ストッキングの方はウェストベルト付、スリーブの方はショルダーキャップ&ベルト付に変更なさることもお勧めいたします。

Question

トップバンド部分のお手入れはどうしたらよいですか?

Answer

ストッキングやスリーブをお洗濯する際は、裏返して中表にした状態で、洗濯ネットに入れて洗うことをお勧めします。

1日着用した着衣の内側には皮脂やお使いになったスキンクリームが付着しています。洗わずに複数日使用したり、皮脂やスキンクリームが残ったままお使いになると、繊維の劣化を早めるだけでなく、残存した皮脂やスキンクリームがお肌への刺激となり、赤みやかゆみを引き起こす原因になります。

弾性着衣は毎日お洗濯していただき、トップバンド部分にスキンクリームなどが付着している場合は、中性洗剤をぬるま湯で溶かし、指や柔らかい歯ブラシなどで優しく洗ってください。